数カ月前より足を跛行していて、他院にて検査の結果、骨肉腫なので断脚をすすめられたとのことで相談されました。痛がって夜も眠れない、ご飯も食べれなくなってきたととてもこまられたご様子でした。もともと痛みには強い子だが、痛みのせいで、噛むようになってしまったようです。
診察の結果、もうすでに足の腫瘍の増殖はとても進行しており残念ながら足の断脚手術をするか、このまま手術せずにいくか、よくご相談の上飼い主様はなるべく痛みをとってあげたいと手術を希望されたため、当院で断脚手術を行うこととなりました。
アメリカで身につけた外科技術を駆使して負担も少なく、日帰りでできました。断脚する前はとても痛がって眠れなかったので、手術後から眠ることができよかったとおっしゃられていました。
今後は肺転移などの遠隔転移に十分な注意が必要となります。
Comments